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auピタットプランは「格安SIM潰し」ではない!mineo(マイネオ)と徹底比較してみた

auから格安SIMの流出を防ぐためのプランとして、料金が安い「auピタットプラン」というプランが発表されました。

月額料金が安い!とのうたい文句で、色々な大手メディアもこぞって取り上げていますが、私はauピタットプランが得だとは全く思いません

どういったところが損する部分(落とし穴)なのか?、auプランが使える格安SIM「マイネオ」と比較してみた内容を紹介したいと思います。

auピタットプランの概要

ピタットプランのポイントは、まさに名前の通りで「使ったデータ量に応じて、料金が加算される段階性料金プラン」となっています。

auピタットプラン・フラットプラン|auより引用>

 

一番下のデータ容量である1GBであれば2980円(最初の1年は1980円)で、かけ放題込みで利用できます(ただし、隠れた条件があります。詳しくは後ほど)。

このブログでも何度か紹介していますが、NTTコムリサーチの報告によると、1ヶ月あたりのデータ使用量は1GB以下の人が70.4%もいます。

おそらく、これはスマートフォンをLINEメインで使っていたり、Wi-Fi環境下にいることが多い専業主婦(主夫)層がいるからと想定されます。

 

そのため、1GBであったとしても確かに十分使える層の人はいるため、2980円という価格はこれまでのキャリアプランと比べれば、メリットがあるように感じる人もいるかもしれません。

しかし、次からハッキリと言いますが、スマホマニアの私からすれば、このauフラットプラン、全くお得な気がしません

 

まず、マイネオとのプラン比較

下記はマイネオとauピタットプランにおけるそれぞれの料金を比較したものです。

データ量 mineo
(基本料金のみ)
mineo
(5分かけ放題)
ピタットプラン ピタットプラン
(1年目)
500MB 1310円 2160円
1GB 1410円 2260円 2980円 1980円
2GB - - 3980円 2980円
3GB 1510円 2360円 4480円 3480円
5GB - - 5480円 4480円
6GB 2190円 3040円
10GB 3130円 3980円
20GB 4590円 5440円 6480円 5480円

※1 ただし、ピタットプランはauスマートバリュー適用後価格

※2 下矢印は矢印の先と同じ値段である事を示します

 

数字がたくさんあって、見づらいですが、注意していただきたいポイントは次の4つです。

  1. あくまでもお得なのは最初の1年
  2. スマートバリュー適用してこそ安くなる
  3. 1GBプラン以外は、キャンペーン期間中でもマイネオの方が安い
  4. 5~20GBは段階ではなく一律料金

 

それぞれについて説明していきたいと思います。

 

最初の一年だけ料金が安くなる

ピタットプランは安く感じますが、本当にお得なのは、1000円割引される最初の一年だけで、しかも1GBプランだけです(20GBが僅差)。

auピタットプラン・フラットプラン|auより引用>

 

おそらく最も契約する層が多い、3GBプランを見てみると、マイネオのかけ放題で2360円、ピタットプランで4480円(1年目3480円)と1000円以上のマイネオの方が安くなっています。

これはどう考えてもマイネオの方がお得です。

 

auスマートバリューが前提

この前提がセコいなーと思うんですけど、先に書いた表の表示価格はauスマートバリューを使っている事が条件です。auスマートバリューの割引額は以下の通り。

  1. 1,2GBプランは-500円/月
  2. 3GBプラン以上は-1000円/月

 

つまり、ご自宅でauスマートバリューが適用されないネット環境(例えばフレッツ光)などだと、この割引が適用されない分、マイネオとの価格差が広がってしまいます。

特に3GBから月-1000円違うのは、スマートバリューを使っていなければ、auを使わなくてもいいよ、と言っているようにすら感じる料金プランです。

 

5~20GBが一律料金

一番ひどいと思ったのが、5~20GBプランが一律料金になっていること。

段階的なデータ通信で20GBまで制限が掛からない中で、5GB以上が一律料金になっているので、5GBを超えて最大料金になる人も結構いるんじゃないかな、と思います。

例えば、google photo等でネット上に写真を保存する人は一度にデータ容量が増えるので、支払う金額が増える可能性があります(設定がしっかりしていればなりませんが・・・、苦手な人もいるかも、という想定です)。

 

段階的なデータ通信プランは逆に歯止めがかからない?

少し前の項目で触れましたが、段階的なデータ通信プランの恐ろしいところは、データ容量を気にせずに使っていたら金額が膨らんでいた、という可能性があることです。いわゆる「パケ死」というもの近いですね。

通信容量を細かく管理する人もいるかもしれませんが、おそらくほとんどの人があまり気にしない層だと考えています。

「アレ、今月通信量高いな」と思って、データ量を見てみると、思ったよりも使っていて、最大料金になっていた、という人が出てきそうな気がしています。

 

テザリングオプションについて

タブレットや、パソコンをスマートフォン側のネットにテザリング接続することによって、インターネットを楽しんだり、仕事で使っている人をよく見かけます。

便利なので、私もパソコンを接続してよく使います。

 

このテザリングオプションは、auで2018年3月までは無料ですが、それ以降ではピタットプランでは500円の料金がかかります

マイネオでは、テザリングをするためのオプション料金というのは存在しません(無料)。そのため、外でネットを使う人の場合、さらに料金が加算されて下記のようになります。

データ量 mineo
(5分かけ放題)
ピタットプラン ピタットプラン
(1年目)
500MB 2,160円
1GB 2,260円 3,980円 2,480円
2GB - 4,480円 3,480円
3GB 2,360円 4,980円 3,980円
5GB - 5,980円 4,980円
6GB 3,040円
10GB 3,980円
20GB 5,440円 6,980円 5,980円

 

500円のテザリング料金が加算されると、格安SIM潰しとして紹介されてきた「ピタットプラン」の方が高くなってしまい、魅力がほぼゼロになります。

 

格安SIMの良い点は格安スマホと組み合わせるところ

auのプレスリリースがあってから、料金プランだけの比較が取り沙汰されていますが、格安SIMが本当に優れているのは、基本料金だけの問題ではありません。

一番の料金削減につながるポイントは、「安いスマホ(端末)が選べる」を選べることにあります。

 

いくら料金が安かったとしても、auでスマートフォンを購入する限り、1万円台で買えるということはまずありません(端末の割引を適用することで、1万円以下になるケースはあります。複雑なオプションを組まされる可能性はありますが・・・)。

格安SIMの場合は、シンプルに安いスマホを買って使う事ができます。たとえば、HuaweiのP9liteは、型落ちながら非常に優れたスマホですが、市場では1万円台で流通しています(amazonにリンクしています)。

 

他にも、ASUSのZenFoneGoは1万円を切る価格になっていますが、こちらもスマホをハードに使わないなら、十分に使える端末です。

 

 性能は決してハイスペック(最先端)ではないものの、こういった安い端末が選択肢としてあるからこそ、格安SIM(格安スマホ)はキャリアとの料金から大幅に節約できるのです。

実際に使ってみるとわかりますが、LINEやネットをちょっと見るくらいなら、これらの端末で十分ですよ。

 

マイネオ(格安SIM)の良さはシンプルさ

料金ばかり述べましたが、私が思うマイネオの一番の良さは料金のシンプルさです。今回比較したプランで言えば、月3GBでは支払う金額は下記のとおりです。

項目 料金
基本料 1,510円
5分かけ放題 850円
月額料金 2,360円

 

「これだけ? 1年後に料金アップとかあるんじゃないの?」と思われるかもしれません。

でも、そういったものは一切ないです。他にオプションを契約しない限りはこの「2,360円」の料金で運用することができます

キャリア(au)の料金設定って、めちゃくちゃややこしいんですよね。最初の1年間はキャンペーンで安くなるとか・・・しかもカタカナが多くて理解しにくい。情報機器が苦手な人を、丸め込んでいるようにしか感じません。

ですから、私にとって、マイネオのようなシンプルな料金設計はとても好印象です。 

 

auでの格安プランが向いている人は?

ここまでauのプランに対して厳しく書きましたが、唯一このプランの恩恵を受けられるタイプの人がいます。

それは、auのメールアドレス(@ezweb.ne.jp)を保持する必要がある人

特に銀行での送金や、投資関係をやっている人はキャリアのスマートフォンを持つことをオススメしています。

その理由は、キャリアのメールアドレスでないと、銀行系のメール登録ができないからです(キャリアのメールアドレスはセキュリティレベルが高く設定されているため)。

メースがどうしても必須な場合は、このピタットプランの恩恵を受けて、値段を安く運用することができます。

 

まとめ「ピタットプランは料金的に勝てていない」

かなり厳しく書きましたが、ピタットプランにするならマイネオに限らず格安SIMの方が料金的に見て、良いと思います。

それくらい、悪いところが透けて見えるサービスな気がしてなりません(特に段階性データプランの自動で料金が上がる仕組みはちょっと・・・)。

スマホ料金を節約したいと思っているなら、ピタットプランへの変更だけでなく、MNPで他の会社(格安SIM)に移るといった総合的な事も含めて、考えてみる方が良いでしょう。

公式ページでを見てみる ⇒ mineo