私も使っているiPad Pro9.7インチは、Wi-Fiだけを接続できるバージョンと、格安SIMなどを入れて接続できるセルラー版(4G LTE)があります。
この4G LTE版はとても便利で、常にネットに接続されているため、サッと取り出して情報を確認したり、メモをとって、iCloud経由で保存も可能。
しかし、タッチパネルキーボードが使いにくいのが問題。そこで今回は、Magic Keyboard(マジックキーボード)とiPad Proの組み合わせを試して、設定した結果や、使い勝手についてレポートしたいと思います。
- 接続はとても簡単でワンタッチ
- 実際に使ってみた感想・メリットなど
- Smartkeyboardと比べてどうか?
- 社外品のキーボードと比較してどうか?
- Apple Pencilとの同居性が抜群に良い
- iPad Pro+Magic keyboardのデメリットは?
- ちなみにiPhoneとの使い勝手も良し
- まとめ
接続はとても簡単でワンタッチ
そもそもMagic Keyboardと、iPad Proが接続できるのかという疑問がありますが、これについては全く問題なく接続が可能です。
接続自体は、キーボード側の電源をONにした上で、iPad側の設定でBluetoorhの設定画面を開き、つなぐだけなので、とても簡単です(Macと接続するよりもiPadの方が簡単)。
実際に使ってみた感想・メリットなど
入力の遅延について
結論から言えば「全く問題ありません」。入力スピード(遅延)も全く気になりませんし、スペースキーでの変換も、普通にパソコンを使う感覚で使えます。
しかも、変換もMacの配置と同様に使用できるため、違和感がありません。特に日本語と英語の変換がMacのキーボードと同配列なのは便利ですね。
キーボードをそのまま使えるのは大きい
一番メリットとして大きいのは出先でも、デスクトップ同様のキータッチで打てることではないでしょうか。キーボードが場所によって変わるのは意外とストレス。
ところが、家でも出先でも同じキーボード配置で使えるだけで作業効率が上がることはメリット以外の何物でもありません。
Smartkeyboardと比べてどうか?
iPad Proを検討しているなら、Smart Keyboardという選択肢があると思います。
あくまで店頭で試しただけですが、iPad Pro用のSmart keyboardよりも、Magic keyboardの方がストロークがきちんとあって打ちやすいですね。
また、Smartkeyboardの場合は、机と垂直になるような形で打つことになるため、見にくいんですよね。それと、キーボードのタッチ感(グニュグニュ感)があんまり好きではありませんでした。
それに対して、デスクトップ用のキーボードとして販売されている「Magickeyboard」はそういった欠点が一切ないです。
また、日本語⇔英語の変換がsmart keyboardの場合は、地球マークで行うことが意外に不便ですね(切り替えに何度か押す必要があります)。
値段はMagickeyboardの方が安い
価格を比較してみると、Smartkeyboardと比べて、Magic keyboardの方が6000円ほど安く手に入ります。
個人的にはSmart keyboardは打ちにくいので、値段も安いMagic keyboardの方が圧倒的に便利な印象です。
キーボードの軽さを比較
公式HPから引用すると、Magickeyboardの重量は約230gとなっています。これに対して、Smartkeyboardは約340gあります。実はSmartkeybordの方が重いんですよね。
持ち運びをするにしても、実はMagic keyboardを持ち運ぶ方が楽なんです。
社外品のキーボードと比較してどうか?
これは言わずともわかると思いますが、断然Magic keyboardで接続して使う方が圧倒的に楽です。同じApple製品ですからね。
特に一番のポイントは、キー配列。設定しなくても、Macを使っている人ならそのままの感覚で使えるのは非常に大きなポイントですね。
Apple Pencilとの同居性が抜群に良い
意外なポイントだが、Apple Pencilを収納できるケースが使えるのが大きいですね。社外品にしてもSmart keyboardにしても収納場所がないため、別にペンケースを用意する必要があります。
そのため、キーボードを別途用意するスタイルになるmagic Keyboardの場合は、ケースはなんでも良いため、ペン収納が可能なケースを選べることメリットですね。
iPad Pro+Magic keyboardのデメリットは?
最大のデメリットは、「膝パッド」ができないことです。個人的に、あんまりそういった場面には遭遇しないのですが、膝パッドができないのは、電車の中で資料作成する人にとってはデメリットが大きいと思います。
ただし、Smart keyboardであっても、膝パッドはできないと思うので、そういった人がタブレットを購入する場合はSurfaceなどの方が良いのかもしれません。
ちなみにiPhoneとの使い勝手も良し
iPad持ってないんだけど、iPhoneで出来ないの?と思われる方もいるかもしれません。もちろんiPhoneでもMagic keyboardとの接続は可能です。
私は、iPhoneにバンカーリングを付けているんですけど、スタンド代わりになるので、Magic Keyboardとの相性は抜群です。
まとめ
今回はmineo(マイネオ)の関係の話よりも、4G LTEとして使えるiPad Proの活用法についてレポートしました。格安SIMを入れて使えるセルラー版のiPad Proはキーボードを接続することで、パソコンに近いとても強力なデバイスに変貌します。
Magic keyboadというApple製品と接続することでこんなに強力になるとは予想もしていませんでしたが、とても使い勝手がよくて助かっています。おかげさまでブログを書くのがはかどりますね。